リトルジャックオーケストラ
   活動レポート



当団の練習や演奏会の活動風景をお伝えします。 どなたでもご自由にコメントが出来ますが、万一、当団で問題があると判断した場合は、前後のコメントを含めて削除する場合がありますのでご了承ください。

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最後の通常練習(=曲とのお別れ)
初めまして、ヴィオラ弾きのViolarと申します。
光栄にも、最後の通常練習の活動レポートを担当させていただきます。

いよいよ最後の通常練習日となりました。
今日は、午前中が各セクションに分かれての分奏、午後から全曲合奏となります。
合宿に次ぐ長丁場となりますね。
自分は弦セクションなのでそちら中心にレポートします。

「弦分奏」
まずは冨田先生による基礎練習。スケールや刻みを中心にやりました。
朝一番なので楽器の鳴らないこと。みんな楽器を起こすだけで精一杯といった感じでした。
横で聴いていた志村先生からは「個々の音量に差がある。全員で大きい音を出さないと管楽器に負けてしまう。」と一言。

【王宮のロンド】
まず通してみて「合宿の方が良かった」ときついお言葉が。
冒頭のタテが合わない、8分音符で転ぶ、転調すると音程が不安定、といった今までの課題点がまたもや露呈しました。
今まで注意されてきたことをもう一度思い出し、ひとつひとつクリアしていくしか解決策はありません。

【ゾーマの城】
強烈な不協和音が全体を支配する曲です。
我々の演奏では方向性を見出せない“苦行”になりがちですが
志村先生からは「ここで一瞬、ルビス様が見えるの」と部分の性格付けをしてくださいました。
まずは曲に対し自信を持って、曲への手綱を決して緩めないことが重要かと思います。

【まどろみの中で】
最後の弦のみによる和音を練習しました。
まず各パートがはっきりと音だしをすること。
志村先生からは「pにこだわらず、“良い音”で」とのこと。
この“良い音”は今日の練習のキーワードとなりました。

【鎮魂歌〜ほこら】
最初のチェロのメロディーをもっとたっぷり歌うように。
伴奏に回るパートも“良い音”を下回るような小音量にならないように。
ほこらにつながる部分はコンマスの意向で音がつながったままに。でも難易度が上がったような、、、
2ndVn・Vaの6連符の部分はテンポを上げないとのことで、何とか本番に間に合わせたいです。


「合奏」
今回は打楽器の搬入に少々手間取ってしまったのですが、実は、今回使用する打楽器はハンパな量ではありません。初めて見る楽器も多数あります。
でも、当団では大体の楽器が毎回の練習に揃います。これは奇跡に近いです。
いつもいつも打楽器貸出・運搬をしてくださる皆様に感謝です。m(_ _)m
まずはDQを頭から練習しました。

【ロトのテーマ】
メロディーの音程が気になります。
演奏会1発目の曲であり、聴きに来られるお客様のほぼ全員が知っている曲だけに丁寧に演奏しなければなりません。
最後の弦のみによる部分は“良い音”で心を込めて。

【まどろみの中で】
「ゆったりしたテンポだと歌っている感じがしない」と注意されました。
それから指揮を見ていないこと。何度も注意されているのに直りません。
・テンポの変化がある箇所は必ず顔を上げて指揮者やトップの動きに注目すること
・そうでなくても数小節に一度は周りと自分の演奏の相対速度を確認すること
今一度肝に銘じましょう!出した音は二度と取り消すことは出来ないのですから。

【世界を回る】
街のテンポ、ジパングのpizz、ピラミッドの中低弦刻み、村の音程、、、
これまた毎回注意されているところではあります。
特にピラミッドはVaがご迷惑をかけているところでもあります。
皆さんの足を引っ張らないよう、頑張ります。

【冒険の旅】
こちらは良い感じではないでしょうか。自分も演奏していてゾクゾクしました。
でもメロディーがつながらないとの指摘が。ボーイングやブレスを工夫する必要があります。
最後の刻みはきっちりタテを合わせて、最後の四分音符は重く。

【ダンジョン〜塔〜幽霊船】
トリッキーなリズムが続くのでタテをはっきりと。
ポイントがボケてしまうと曲の怖さが出なくなってしまいます。
幽霊船は走ります、、、相変わらず。原曲(ファミコン版)はかなーり遅めなのですが。
最後のTimpはめちゃカッコイイです。弦楽器も負けずにグリッサンドせねば。
最後のFlは“梢流”で、とのこと。楽しみにしてますよ、梢さん。

この後、一度【回想】を練習したのですがうまくいかず、煮詰まってしまったので
ソリストとの合わせもあったので、休憩を取ってFFの練習に移りました。

【FF9メドレーより“いつか帰るところ”】
こちらも久しぶりということもあってか、うまく噛み合いません。
朝からの練習で疲れもたまってきておりますが、ここは頑張りどころ。
GP・本番に期待してますです。

【FF9メドレーより“Battle2”】
久しぶりにエレキベース・ピアノが入っての合奏です。
1ヶ月以上合わせてないにもかかわらず、結構ノリノリの演奏となりました。
志村先生にも「この曲はいっちゃって良いから!でもテンポを失わないこと」とのご指摘が。

【FF9メドレーより“最後の闘い”】
こちらも良い感じの演奏でした。特にテンポが上がってからのエレキベースがカッコイイ。ロックしてます。
でも弦楽器が走ります。走ると曲の持つ“強大な敵”が“使いっ走り”になってしまうのが怖い。
今度の演奏会で吠えられる最後の曲(=最後の敵)ですので、頑張ってはじけましょう!

【FF9メドレーより“Melodies Of Life”】
この辺になるとみんなクタクタになってまして、志村先生も「メロディーズオブライス?」と言ってしまい、一同大爆笑。
この曲も久しぶりにしては雰囲気良いです。冬・春の合奏で注意されたことが生きているのです。(詳しくは過去のレポートを参照下さいね)
でもまだボリュームが足りません。白鳥さんの歌声に答えられるよう、厚い(熱い)サウンドを奏でられるようにしましょう。
それとピアノがとても素晴らしかったです。曲の透明感が伝わってくるというか、このような先生方と一緒に演奏できるのは本当に幸せですよ。

【空よ】
これまた久しぶりの練習となります。楽器が揃ったのは初めてではないでしょうか。
こちらも歌に対する伴奏なので、しっかり支えなければなりません。
白鳥さんの歌いだしの直前の音処理は特に注意。音のバトンをきちんと渡すつもりで。

【エアリスのテーマ】
さすがにこの曲は久しぶりでうまくいきません、難しいです。
でも中間部の3連符や最後の音程は何度も捕まった場所。忘れるわけにはいかないはず。
もう一度志村先生に注意されたところを見返してGP・本番に臨みましょう。

【FF1〜3メドレー】
こちらもうまくいきませんでした。
特にFF1メインテーマはVaも責任大です。もう一度初心に帰ってさらいなおしです。
でも曲ごとの雰囲気は段違いに良くなった気がします。
あとは細かい音符の主張が揃うともっとしまりが出るはずです。

【FINALFANTASY】
こちらは安心して演奏出来ました。
ただ、もたつく箇所がまだあるので積極的に演奏すれば良いと思います。

ここでDQに戻りました。
【回想】
こちらが間奏曲の扱いになるでしょうか。Vc・Ob・Flソロが活躍する曲です。
でもソロ陣は表現方法に悩みを抱えているようです。こんなときこそ伴奏陣が支えてあげなくては。
冒頭からソロの皆さんが自由に表現できるような舞台を作らなくてはいけません。
なので“良い音”で、かつソリストに付けていきましょう。

【海を越えて】
【おおぞらを とぶ】
【戦いのとき】
【戦闘のテーマ〜アレフガルドにて〜勇者の挑戦】
【そして伝説へ】
時間が無かったので以降の曲は通すのみでした。
特に「戦い」「戦い」「エンディング」と超ハード曲を続けて演奏することに。皆様お疲れ様でした。
でも良い感じでしたので後は本番に向けて突き進むのみ、ですね。

最後に、、、
この日の練習をしてて途中で気付いたのですが、もう本番を終えてしまうと、この曲をみんなで合わせることは当分ありません。曲とのお別れです。

クラシック曲の場合、数年に1回位は同じ曲を演奏する機会がやってきます。
でも中々演奏の機会が無いゲーム音楽ですから、少なくても今回演奏した曲はこの後一生みんなで演奏することが出来ないかもしれません。
今回演奏するメンバーも、次回の演奏会に全く同じメンバーが揃うことは、恐らくありません。
私たちはそれだけ貴重な機会を迎えているって事です。
団員の皆さんは、ぜひその機会を素晴らしいものにするために本番までの日々を過ごしてください。
そしてその他のHPをご覧になっている皆様、こんな私たちですがぜひ演奏会に聴きに来てください。
この日1日しか味わえない、ゲーム音楽に対する心と気合のこもった演奏をお聞かせ致します。
皆様のご来場を団員一同、心よりお待ち申し上げます。
投稿者:Violar | 21:00, Sunday, Aug 15, 2004 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0)

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