リトルジャックオーケストラ
   活動レポート



当団の練習や演奏会の活動風景をお伝えします。 どなたでもご自由にコメントが出来ますが、万一、当団で問題があると判断した場合は、前後のコメントを含めて削除する場合がありますのでご了承ください。

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2017年10月

編曲方針や作成に苦労する点
こんにちは!

今回はひろひろ@Tubaが活動レポートをお送り致します。



既に何度か団員が「らいぶら隊」について説明しましたので、説明は割愛させて頂きます^^;

私はらいぶら隊発起人で、第1回の演奏会から編曲を手掛けてきた一人です。

現在はらいぶら隊長として、楽譜とりまとめ・団指揮・編曲を担当しております。


各曲の説明については他の団員が説明していますので、編曲方針や作成に苦労する点などを中心に書こうと思います。


1.リトルジャックオーケストラの編曲方針について

大前提として、極力原曲に近い音でオーケストラに編曲することを心掛けております。

作成イメージとしては、「交響組曲ドラゴンクエスト」です。基本的にPAを入れずに、生楽器で演奏します。

今回のクロノ・トリガーは原曲で民族楽器が多数出てきましたので、実際に使用し演奏しました。

あと、ゲーム音楽の中にはバンド形式でベース音が目立つバトル曲や元々ベースが主体の曲についてはエレキベースを入れる事もあります。

音量バランスを取るのが非常に難しいですが、毎回試行錯誤を重ねながら作成しております。


2.作成に苦労する点

終止が無い曲は繋ぎを作曲しメドレー形式で作成していますが、数百曲も作っているとネタが尽きてしまいます……。

独自解釈が生じないよう長くならないように…と思いながら作っていますが、ダサイと指摘を受けるので毎回苦労してます^^;

もう一点は、バトル曲の作成です。原曲のメロディーの音色はトランペットが多いのですが、トランペットに負担が集中しないように作成しなければなりません。

他の楽器に振り分けると、音圧がガクンと下がるので、いかに音圧を下げずにトランペットの負担を減らし作成するか…に苦労しています。

バトルメドレーは、上記に加えて、楽器の振り分けが他の曲と同じようにならないよう工夫しています。この点が非常に難しいですね。

バトル曲は他の曲の何倍も掛かって作成しています。過去に15分戦い続けるメドレーを作りましたが、作成から・試奏・完成までに半年以上掛かりました……。



今回作成したクロノ・トリガーのスコア総ページ数は368ページ!演奏会が終わる毎に楽曲とも別れなければならないので少々悲しいですが、また再演出来たら嬉しく思います。

先日定期総会も終わり今期は閉まりましたが、次の演奏会に向けて早速始動しました。これからもより一層、皆様にご満足いただけますよう、らいぶら隊一同全力を尽くして参ります。ご期待ください!



ご一読ありがとうございました。

投稿者: | 06:59, Monday, Oct 30, 2017 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0)


原曲再現への拘り!特殊楽器と特殊奏法のご紹介。
こんにちは。10年振りに活動レポートに登場、打楽器の主に鍵盤担当、ちゃろと申します。

演奏会を振り返ってみると、個人的には労力の大半を占めた編曲作業や、原曲再現に拘り抜いた『風と空と大地のリズム』の打楽器アンサンブル等についても思い出されますが、ここは一つ、私からは、多くの方から質問を頂いた珍しい楽器や奏法についていくつかご紹介したいと思います。


◆まず変わった奏法をしたものとしては、『予感』などに出てくる時計の音。これはバスドラムの胴体と枠の部分を、時計っぽさを意識しながらスティックで叩きました。
 『朝の日ざし』の冒頭の波の音はオーシャンドラムという楽器を用い、花火の音はフロアタムを叩き、カモメの鳴き声はクラリネットとファゴットとオーボエのリードを吹いてもらっていました。


◆一番聞かれた『地下水道』の水の音の再現方法ですが、これは木の実がたくさん連なった楽器を3種類、舞台中央・上手側・下手側の3か所で鳴らして表現しました。




◆『サラのテーマ』や『風と空と大地のリズム』、『時の回廊』等で活躍していた楽器が以下の2つです。画像の左がウドゥ( またはイボドラム)という壺の楽器で、手のひらで穴を塞いで離すとポヨンという低音が鳴り、胴を叩くとカンッという高い音が出たりします。
画像右がタブラバヤンという楽器で、「ドゥ〜ン↑」という音程の上がる低音や多彩な高音も出せます。演奏するのがかなり難しい楽器です。




◆そして何よりお伝えしたいのがこちら。驚くべき事に、音板部分が打楽器団員のふーさんによる自作の鍵盤楽器です!シロフォンの土台に、音程に合わせてカットした金属のパイプを並べました。言うのは簡単ですが、実際に作るのは相当難しかったに違いない…!でも、この楽器のおかげで、『時の回廊』のガムランぽさや、『サラのテーマ』の絶妙な音色を表現できた かと思います。ふーさんには去年のFF4の演奏会の時にも自作楽器を作ってもらったのですが、次はどんな楽器を作ってくれるんだろう??と、今後も楽しみです(笑)




今回は、上記で挙げた以外にも、忘れてはならないパイプオルガンが登場したり、『時の回廊』でシタールという撥弦楽器を実際に使用したりと、各場面で様々な楽器を用いて、クロノ・トリガーの音楽を再現してみました。
今までのリトルの演奏会の中でも、特殊な楽器の量が多い回だったのではないかな、と思います。

細部にまで拘った音色・楽器選びで、少しでも原曲の雰囲気を思い起こせて頂けていたら、そして、耳でも、目でも楽しんで頂けていたならば幸いです(^-^)
投稿者: | 00:07, Thursday, Oct 19, 2017 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0)


演奏会のネタバレ!(木管目線)
演奏会から早半月…今思い出しても感動が新鮮です。。。

ご来場いただいた皆様、応援していただいた皆様、ありがとうございました!演奏会直後のレポートの荷が重いオーボエのねこらーです。


さて今回の演奏会でも、皆様にクロノトリガーの世界をより一層感じていただくために、団員一同普段はやらないようなあの手この手で表現して参りました。伝わって欲しいその一部をご紹介いたします!よろしければ手もとにサウンドトラックをご用意くださいね。


(1)時計の音

「クロノトリガーやるんだ!やっぱりあのメインテーマからやるってことでしょ、いいよね!」…と、何度言われたことでしょう。ところがどっこい、ゲームを始めた時、最初になる音はメインテーマではありません。時を旅するストーリーを印象付ける、振り子時計の音です。これを大太鼓の縁を叩いて表現しました。皆様をゲームの世界に引き込むことに役立ちましたでしょうか。

(2)海、カモメ、花火

ストーリーは波の音、カモメの声が穏やかに聴こえる中にお祭りの花火が打ち上がる朝から始まります。この波の音を出す楽器はもちろん、カモメの声は木管楽器のリード部分だけを取り外して吹き、花火の音もバスドラムをちょっと違う叩き方で表現。場面丸ごと表現いたしました。

(3)ハッ!!

ガルディア1000年祭の曲には男声の「ハッ!!」というかけ声が入ります。もちろんみんなで叫びました「ハッ!!」。ここだけ練習したりもしました、懐かしいですね…

(4)中世ガルディア城のテーマの途中に…

違う曲が紛れ込んでいたことにお気づきのお客様もいらっしゃったのでは?中世の城、中世で出会うカエル、中世の魔王のメドレーでしたので、中世のフィールド曲にも参加していただきました。「音楽だけでもカエルと魔王が戦ってた!」と言っていただけて奏者は感無量でございます。

(5)にょいーん

はいこれ私!サラのテーマをよく聞くとまっすぐな音だけでなく、吹き始めからにょいーんと上がる音があります。そんな音は使ったことがありませんでしたが、色々研究して何とか出せるようにしてお聴かせいたしました。にょいーん。お気づきいただけたでしょうか、にょいーん。

(6)アンコールのバイクチェイスの…

トランペットによる信号の音の再現、実は前日までありませんでした!愛を持って、当日まで表現を練りに練った結果でございます。


まだまだ打楽器のこだわりを一割も語れていないのですが、うわあ挙げたらキリがないですね…!こうしてクロノトリガーの世界を表現しようとした結果、自分たちの表現の可能性もついでに広げてしまいましたのでまた次回、パワーアップしたリトルジャックのステージをお届けできると思います!


ありがとうございました、来年もお楽しみに!
投稿者: | 10:47, Saturday, Oct 07, 2017 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0)


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